もくじ
IPOの取り扱いが多い証券会社
IPOに当選するにはIPOを取り扱ってる証券会社の口座をまずは開設する必要があります。
その中でもIPOをたくさん扱っている証券会社の口座を中心に開設するべきです。
- SBI証券
- SMBC日興証券
- みずほ証券
- マネックス証券
- 大和証券
- 野村證券
これらはIPOの取り扱いが年間を通して非常に多いので開設しておきたいところです。
特にマネックス証券以外は主幹事になることが多いためその点でも有利です。
抽選配分が多い証券会社
IPOの配分方法には大きく分けると裁量配分と抽選配分があります。
証券会社によって割合が異なりますので抽選配分が多い証券会社を選びましょう。
- マネックス証券
- 岡三オンライン証券
- ライブスター証券
- GMOクリック証券
- カブドットコム証券
- 楽天証券
これらの証券会社はすべて抽選配分で裁量配分がないのでその点について有利な証券会社です。
他にもSBI証券は約35%、松井証券は約70%以上の割合で抽選配分が行われます。
IPOチャレンジポイントは抽選に落選すると必ず1ポイントもらえるんだけど
ポイントを貯め続ければ確実にIPOに当選するからコツコツ貯めよう!
ただし、近年はIPO参加者も多く、大量にポイントを保有者している投資家も多いのでこのシステムでの当選にはかなり長い道のりになることを覚悟する必要はあるでしょう。
IPOチャレンジポイントについてまとめた記事もあるので興味のある方はこちらも参考にしてみてください。
抽選方法
IPOの抽選方法には一人一口の抽選方法と資金量に比例して抽選口数が多くなる抽選方法があります。
ほとんどの証券会社が一人一口の完全平等抽選なのでさほど気にする必要はないですが
SBI証券と楽天証券は資金量によって抽選口数が異なりますので注意が必要です。※楽天は最近申し込み上限が100株なので実質的には完全平等抽選と言えます。
でもSBI証券にはIPOチャレンジポイントがあるからポイントを貯めるためにも毎回申し込むことをおすすめするよ!
資金の効率的な利用方法
IPO抽選に申し込むにはそのIPOを購入するだけの資金が必要になってきます。
複数の証券会社に申し込むとなると、それだけ資金が必要になってきますよね。
でも証券会社によっては抽選のタイミングが違ったり、そもそも抽選を受けるために資金が必要なかったりします。
- 楽天証券
- 岩井コスモ証券
- カブドットコム証券
- GMOクリック証券
上記はIPO抽選後期型とよばれるもので、他の証券会社(IPO抽選前期型)に比べると抽選のタイミングが遅いのです。
そのため、少し面倒ではありますが他の証券会社の抽選が終わった後に資金を移動して抽選を受けることも可能です。
ただし、カブドットコム証券と楽天証券は資金拘束はされませんがBB時に資金が必要ですので注意してください。BB後に一度出金し、他の証券会社での抽選終了後、購入申込時までに再度入金する必要があります。
- 野村證券
- 松井証券 ※2018年9月8日より抽選資金不要になりました。
- 岡三オンライン証券
- ライブスター証券
- エイチ・エス証券
- むさし証券
- いちよし証券
上記の証券会社はIPO抽選の際に資金が必要ないので、当選した後に入金すれば購入可能です。
証券会社の口座数
それぞれの証券会社の口座数は当然ながら違います。
口座数が多い証券会社でのIPO抽選はそのぶん当選が厳しくなりますよね?
例えば、野村証券やSMBC日興証券、SBI証券などはIPO取扱数が多いのでIPOには適していますが
これらは口座数も多いので当選しづらくなるとも考えられます。
なので年間のIPO取扱数は少なくても口座数が少ない証券会社はライバルも少ないので
そのような証券会社でもIPOに申し込めば当選する確率も上げられます。
- 東海東京証券
- 岡三オンライン証券
- ライブスター証券
- 岩井コスモ証券
- むさし証券
でもいくら口座数が少なくてもまったくIPOの取り扱いがない証券口座では意味がないですよね?
これらの証券会社はIPOの取り扱い自体は少ないものの、近年は数銘柄のIPO幹事になっています。
開設すべき証券会社
最後にこれらを総合して口座開設すべき証券会社を優先度順に並べてみます。
- SBI証券・・・主幹事、幹事多数。IPOチャレンジポイントで当選可能。
- SMBC日興証券・・・主幹事、幹事多数。
- 大和証券・・・主幹事、幹事多数。
- みずほ証券・・・主幹事、幹事多数。
- 野村證券・・・主幹事、幹事多数。抽選資金不要。
- マネックス証券・・・幹事多数。完全抽選配分率100%。
- 東海東京証券・・・主幹事有。口座数少。
- 松井証券・・・幹事有、口座数少、抽選資金不要、完全抽選配分率70%以上。
- ライブスター証券・・・幹事有、口座数少、抽選資金不要、完全抽選配分率100%。
- 岡三オンライン証券・・・幹事多数、口座数少、抽選資金不要、完全抽選配分率100%。
かなり長い道のりになるとはいえIPOチャレンジポイントを貯めていけばいつかは必ず当たるから!
100%完全抽選なので少額投資家にはありがたい!ぜひ開設しよう!
抽選配分率が10%程度しかないのは痛いけど、少なくとも抽選資金が必要ない野村證券は開設しておこう!
それと資金の少ない人は抽選資金不要の口座を中心に余裕があれば抽選後期型を優先的に口座開設しよう!
基本的には証券会社の口座開設は出来るだけたくさんしたほうがいいでしょう。
とはいえ、口座開設手続きは意外と面倒なものです。
最終的にはIPOを扱う可能性のある証券会社すべての口座開設をするのが好ましいですが
はじめは優先順位の高い証券口座から開設していくといいと思います。
それぞれの証券会社に特徴があるからうまく使い分けられるようにしてね!