みずほ証券は日本の大手証券会社の一つです。
ここではみずほ証券のIPOルールや抽選方法に加え、手数料などの情報を提供します。
もくじ
IPO情報
口座開設数
約176万口座(2018年時点)
口座開設数は少ないほうが有利です。口座開設数が多い証券会社はそれだけライバルが多いのでIPO当選確率に影響を与えます。
みずほ証券の開設口座数は多いのでIPO投資についてはライバルが多く不利と言えます。
IPO取扱実績
過去のIPO取扱実績
上場年 | 幹事 |
2018 | 70(22) |
2017 | 60(14) |
2016 | 52(18) |
2015 | 65(15) |
2014 | 56(7) |
※REIT、インフラは除く、()内は主幹事数
IPO取扱銘柄は多いほど抽選機会が増えるためIPO当選回数に影響を与えます。
みずほ証券のIPO取扱銘柄は例年かなり多く、主幹事も多いためかなり有利と言えます。
抽選配分率
10%
抽選配分率は当選確率に影響を与えます。高いほうが当選しやすくなるため有利になります。
みずほ証券の抽選配分率は10%です。通常、大手証券会社の抽選配分率は大体10%程度なので普通の抽選配分率と言えます。
抽選方法
完全平等抽選
みずほ証券は『一口座一口』の完全平等抽選を採用しているため資金量に関係なく当選確率は同じです。したがって資金量が少ない投資家にとっては有利な抽選方式です。
例えば、100株の申し込みをしても1000株の申し込みをしても当選確率は変わりません。基本的に当選するときは100株の当選になります。
また、当選後の購入辞退にペナルティーはありません。
入金の必要なタイミング
BB時
みずほ証券はBB時点で資金が必要になります。BB時点で資金が必要になるので資金効率の点は若干不利です。
資金拘束タイミング
購入申込時
当選後の購入申込時まで資金拘束されませんから、同日にIPO抽選が複数ある場合でも同じ資金で重複してIPO抽選を受けることができますので資金効率が良く少額投資家には非常に有利です。
資金移動効率
平日午前までに出金指示を出せば当日に出金されます。IPO抽選の結果がわかるのが抽選日の翌朝6時ぐらいなので他の証券会社よりも遅いですが、結果がわかり次第、当日出金できますので資金移動効率は比較的良く有利といえます。
みずほ証券カードを利用すれば提携金融機関ATMから入出金することも可能です。みずほ銀行ATMやセブン銀行ATMをはじめ、ゆうちょ銀行、三井住友銀行等でも無料で利用できます。
入金はオンラインで無料で出来ますが、ネット銀行で利用可能な金融機関がジャパンネット銀行ぐらいなのでネット銀行しか持ってない場合は少し使いづらいかもしれません。メガバンクのネットバンキングは利用可能です。
取引手数料
みずほ証券には対面で細かな投資相談が可能な『3サポートコース』とインターネットから自分のペースで取引ができる『ダイレクトコース』の2つのコースがあります。
『3サポートコース』は担当者と投資相談をしながら取引する店頭証券ならではといったサービスですが、取引手数料はそれだけ割高になります。
『ダイレクトコース』は自分で情報収集し、ネット取引を中心に行うのに向いているコースで『通常プラン』と『1日定額プラン』の2つのプランがあります。取引手数料も安くはなりますが、他のネット証券と比較するとやはり割高です。
『1日定額プラン』は最低手数料3,780円なので結構高いです。IPO投資の利用であれば、最低手数料1,026円~の『通常プラン』がおすすめです。
いずれにせよ、じっくり長期で投資を行う方以外はメインで利用するには手数料が高いかと思います。
捕捉
みずほカードの1日の出金限度額は200万円です。利用時間は平日8時~21時、土曜日9時~17時、日曜、祝日12月31日~1月3日は利用できません。
口座開設手数料、口座維持手数料は無料です。
総評
みずほ証券はIPO投資に限って言えば、口座開設数が多いのでライバルも多く不利とも言えますが、大手店頭証券のため主幹事になることも多く、当選確率は割と高くなります。
取引手数料は高いですが、IPOに当選すればそれ以上の利益になりますのでIPO投資をするのであれば気にする必要はないでしょう。
IPO投資をするのであれば、主幹事の多い大手店頭証券の口座開設は必須と言えます。完全平等抽選で重複抽選もできるので少額投資家にはおすすめです。
みずほ証券はアフィリエイト報酬の対象にならないからか、IPO関連のブログやWebサイトではみずほ証券を積極的に紹介していませんが、明らかに口座開設しておきたい証券会社の一つです。
コメントを残す