マネックス証券のIPOルールや抽選方法、手数料など徹底解説!

マネックス証券はIPO取扱銘柄がトップクラスに多い証券会社です。インターネット証券では業界大手で無料の取引ツールなども使いやすいため個人投資家にはとても利用しやすい証券会社と言えます。

またIPO抽選配分率は100%です。さらに『一口座一口』の完全平等抽選を採用しているため少額投資家のIPO投資には必須の証券会社と言えます。

ここではマネックス証券のIPOルールや抽選方法に加え、手数料などの情報を提供します。

 

IPO情報

口座開設数

約176万口座(2018年時点)

口座開設数は少ないほうが有利です。口座開設数が多い証券会社はそれだけライバルが多いのでIPO当選確率に影響を与えます。

マネックス証券は開設口座数が多いためIPO投資についてはライバルが多く不利です。

 

IPO取扱実績

過去のIPO取扱実績

上場年 幹事
2018 50(0)
2017 49(1)
2016 46(0)
2015 50(0)
2014 39(0)

※REIT、インフラは除く、()内は主幹事数

IPO取扱銘柄は多いほど抽選機会が増えるためIPO当選回数に影響を与えます。

マネックス証券は他社と比較してIPO取扱銘柄が例年多い傾向にあるため有利です。

 

抽選配分率

100%

抽選配分率は当選確率に影響を与えます。高いほうが当選しやすくなるため有利になります。

マネックス証券の抽選配分率は100%です。大手証券会社の抽選配分率は10%程度なので非常に有利です。

 

抽選方法

完全平等抽選

マネックス証券は『一口座一口』の完全平等抽選を採用しているため資金量に関係なく当選確率は同じです。したがって資金量が少ない投資家にとっては有利な抽選方式です。

例えば、100株の申し込みをしても1000株の申し込みをしても当選確率は変わりません。基本的に当選するときは100株の当選になります。

また、当選後の購入辞退にペナルティーはありません。

 

入金の必要なタイミング

BB時

マネックス証券はBB時点で資金が必要になります。BB時点で資金が必要になるので資金効率が悪く不利です。

 

資金拘束タイミング

BB時

BB時に資金拘束されます。したがって同日にIPO抽選が複数ある場合は同じ資金で重複して抽選を受けることができませんので資金効率が悪く非常に不利です。

 

資金移動効率

20時28分までに出金指示を出せば翌営業日に出金されます。IPO抽選に落選した日に出金指示を出せば翌営業日には他の証券口座へ資金を移動できますので資金移動効率が良く有利です。

マネックスセゾンカードを利用すればセブン銀行ATM等から入出金することも可能です。7時~19時は手数料無料で利用できます。

 

取引手数料

手数料は、注文ごとの約定代金で手数料を計算する『取引毎手数料コース』と1日の約定代金の合計額に対して手数料を計算する『一日定額手数料コース』の2つのコースがあります。

2つの手数料コースは月ごとに変更することが可能です。

取引毎手数料コースは最低100円~(現物取引)、一日定額手数料コースは一日何回取引しても最大2,500円(約定代金300万円ごと)で取引できます。

取引手数料は他社と比較して安い水準ではあるものの一日定額手数料コースは少額取引でも2,500円かかるため多少使いづらい感じはします。

 

捕捉

 

マネックス証券はIPOをNISA口座で購入することができるのでNISA口座開設もおすすめです。NISA口座での国内株式や投資信託は取引手数料が無料なので積極的に利用しましょう。

NISAの有効な使い道とは?実はNISAはIPO投資と相性が良い!

2018年10月18日

口座開設手数料、口座維持手数料は無料です。

 

総評

マネックス証券はIPO投資に限って言えば開設口座数が多く、資金拘束のタイミングが厳しい点については不利ですが、IPO取扱数が多く、しかもIPO抽選配分率が100%なのでこの点はIPO投資には有利です。

さらに完全平等抽選を採用していて資金量に関係なくIPO当選が狙える証券会社は少額投資家にとって必須の証券会社ですのでIPO投資をするなら口座開設をおすすめします。

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