カブドットコム証券のIPOルールや抽選方法、手数料など徹底解説!

カブドットコム証券は三菱UFJファイナンシャル・グループの大手ネット証券会社です。

IPOについては三菱UFJモルガンスタンレー証券が幹事入りすると委託幹事になる可能性が高く、例年それなりの取り扱いがあります。

※2019年2月にKDDIがカブドットコム証券に49%出資することが発表されました。これに伴い2019年中に『auカブコム証券』に社名変更される予定です。

ここではカブドットコム証券のIPOルールや抽選方法に加え、手数料などの情報を提供します。

 

IPO情報

口座開設数

約111万口座(2018年時点)

口座開設数は少ないほうが有利です。口座開設数が多い証券会社はそれだけライバルが多いのでIPO当選確率に影響を与えます。

カブドットコム証券の開設口座数は他と比較して極端に多くはないのでIPO投資については比較的有利と言えます。

 

IPO取扱実績

過去のIPO取扱実績(委託幹事を含む)

上場年 幹事
2018 23(0)
2017 27(0)
2016 19(0)
2015 18(0)
2014 21(0)

※REIT、インフラは除く、()内は主幹事数

IPO取扱銘柄は多いほど抽選機会が増えるためIPO当選回数に影響を与えます。

カブドットコム証券のIPOの取り扱いは主幹事はもちろん、幹事こそありませんが、三菱UFJモルガンスタンレー証券が幹事入りした際は委託幹事になることが多いです。委託幹事は配分枚数がわかりませんが、三菱UFJモルガンスタンレー証券が主幹事を務める際はカブドットコム証券にも大量配分されるので当選のチャンスです。

例年20銘柄程度の取り扱いがあり、後期抽選型の証券会社でもあるので意外と穴場の証券会社とも言えそうです。

 

抽選配分率

100%

抽選配分率は当選確率に影響を与えます。高いほうが当選しやすくなるため有利になります。

カブドットコム証券の抽選配分率は100%です。大手証券会社の抽選配分率は10%程度なので非常に有利な配分です。

 

抽選方法

完全平等抽選

カブドットコム証券は『一口座一口』の完全平等抽選を採用しているため資金量に関係なく当選確率は同じです。したがって資金量が少ない投資家にとっては有利な抽選方式です。

例えば、100株の申し込みをしても1000株の申し込みをしても当選確率は変わりません。基本的に当選するときは100株の当選になります。

カブドットコム証券は他の証券会社よりも抽選日が遅い後期抽選型の証券会社ですので性質上、購入辞退はできません。当選したら必ず購入することになります。

 

入金の必要なタイミング

BB時

カブドットコム証券はBB時点で資金が必要になります。BB時点で資金が必要になるので資金効率の点は若干不利です。

ただし、BB後には出金することも可能です。

 

資金拘束タイミング

購入申込時

BB後の購入申込時に資金拘束されます。

後期抽選型の証券会社は購入申込後に抽選が行われます。したがって同日にIPO抽選が複数ある場合は同じ資金で重複して抽選を受けることができませんのでこの点は資金効率が悪く非常に不利です。

 

資金移動効率

金融機関にもよりますが、18時30分までの出金指示で即日出金されます。したがってIPO抽選日の当日に資金移動できるため資金移動効率は良く有利と言えます。ただし、三菱UFJ銀行等の一部の金融機関を除いて一律100円の出金手数料がかかります。

入金についてはネット振込の利用で即時反映されますが、無料で利用できる金融機関が三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、じぶん銀行だけなので少し不便です。ジャパンネット銀行が50円。三井住友銀行、みずほ銀行は金額によって100円~200円と有料です。

ネット銀行はジャパンネット銀行しか利用できず、利用できる金融機関自体も限られるうえに手数料もかかるので三菱UFJ銀行の口座がないと利用しづらい印象です。

 

取引手数料

手数料は、1回の取引金額ごとに計算されます。インターネット取引での手数料は現物取引97円(税込み)~、信用取引も通常97円(税込み)~ですが、信用取引については取引実績によって手数料が0円になり、金利も優遇されます。

その他にも50歳以上の方全員が対象のシニア割引や女性の方だと女子割などオリジナルの割引サービスがあり、自動適用&自動併用されるようです。

手数料水準は安値水準ではあるものの他のネット証券と比較すると多少見劣りするかなといった感じです。

 

捕捉

 

カブドットコム証券はIPO抽選後期型の証券会社ですのでIPO抽選前期型の証券会社のIPO抽選の落選後に資金を移動すれば抽選機会を増やすこともできます。

一度、BB時に資金が必要になりますが、BB後に出金可能ですので出金してIPO抽選前期型の証券会社に資金を移動することができます。購入申込時までに再び資金が必要になりますが、IPO抽選前期型の証券会社のIPO抽選の結果がわかり次第、カブドットコム証券の購入申込時までに資金を戻せばIPO抽選に参加可能です。

三菱UFJ銀行の口座をお持ちであれば即時入出金ができますのでそれほど大変ではありません。

 

口座開設手数料、口座維持手数料は無料です。

 

総評

カブドットコム証券はIPO投資に限って言えば開設口座数は少ないとは言えませんが極端に多くもありません。例年の取扱数も多いですし、三菱UFJモルガンスタンレー証券が主幹事を務める際は大チャンスです。後期抽選型という事もあって資金効率を良くできますし意外と穴場かもしれません。

抽選機会を増やす意味では口座開設をしておくことをおすすめします。

カブドットコム証券はインターネット専業の証券会社なのですが、その割には少しネットバンクの利用に関しては不便に感じます。今後の改善を期待したいところです。

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