2019年の株主優待クロス取引の成果まとめ。年利は6%を超える⁉

これまで毎年のように株主優待クロスは行ってきていましたが、今までは割とアバウトでしっかりと記録してきませんでした。

それは株主優待クロス取引はあくまで優待の取得であって株取引でのキャピタルゲインやインカムゲインといったような利益とは異なるからです。

ですが2019年は優待価値を見積もり、優待取得にかかる費用を考慮して株主優待クロス取引による利益相当額を計算してきました。

クロス取引を実践した際は毎月記録してきたのですが、せっかくですので年額ベースでも成果をまとめてみたいと思います。

 

優待クロス取引についてはこちら

株主優待をタダで!?クロス取引(両建て)で簡単に株主優待をGETする方法!!

2018年7月20日

 

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2019年株主優待銘柄クロス取引の結果

 

おのじー
優待クロス取引の毎月の結果は記録してきてるけど、年間ベースだと配当落調整金に関する税金が少し変わってくる可能性もあるからまとめておこうか!

 

まねわーくん
そうだね、毎月の利益額は小さいけど年間でどのくらいになるかを把握しておくのは大事だしね!

 

内訳

信用取引手数料※1 0円
信用金利※2 1,384円
貸株料※3 2,632円
逆日歩(1月~12月合計) 27,110円
権利手数料(9月分) 2,106
取得優待価値※4 118,910円
配当落調整金考慮※5 27,708円
利益相当額 +113,386円

※1 SMBC日興証券 信用取引手数料無料
※2 1月~12月の信用金利合計
※3 1月~12月の貸株料合計
※4 1月~12月の取得優待価値合計
※5 1月~12月の配当金合計(予想含む)184,720円×約15%=27,708円(27,708円-※2-※3-逆日歩-権利手数料=-5,524円、損失なので税金考慮不要)
※6 年間ベースで配当落調整金を再計算しているため1月~12月の利益相当額単純合計とは異なる。

各月の結果についてはこちら

 

あまり考慮している人はいないかもしれませんが、制度信用取引でクロス取引すると実は配当金の約12%(税金考慮後)が手元に残ります。

これは制度信用取引と一般信用取引では配当落調整金のルールが異なるからです。

詳しくはこちら

制度信用取引と一般信用取引の違い

株主優待クロス取引では制度信用取引と一般信用取引どちらが有利か?その違いとメリット、デメリットを解説!

2019年3月26日

 

 

まねわーくん
クロス取引による毎月の現物約定金額合計は約2,050万円だったよ!12か月で割った平均投資額は約170.83万円ってことになるかな。

 

おのじー
11.3386万円÷170.83万円で年利6.637%って感じか!ちょっと乱暴な計算だけど毎月1日だけだから単純に30倍して年利200%とも言えるかな(笑)

 

まねわーくん
あと、一般信用取引と制度信用取引でどちらが良かったかは、逆日歩27,110円と配当落調整金の利益27,708円との比較ってことになるけど、逆日歩を598円上回ってるから少し得したね(笑)

 

おのじー
それと一般信用はクロスしている期間が長くなりがちだから制度信用なら貸株料も少し得してるかな。他にも資金拘束の期間も短くて済んだし、金額的な利益ではないけど制度信用の発注作業は権利日だけだから楽ってのもある。

 

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便利アイテム

余談です。

優待クロス取引をしている方にとっては、あるあるだと思いますが、毎月かなりの封筒が届くのでその開封作業が大変だったりします。

優待が入っている封筒だけでなく、議決権を行使するための書類が入った封筒もあるのでかなり大量に届きますよね。

今までずっとはさみで切って開封していたのですが面倒くさい上に切った破片が残るので煩わしく思っていました。

そこで今回はこのレターオープナーを使ってみたんです!

送料込みで500円ぐらいしたので結構高いなと思いながらもネットで注文しました。いかにも100均とかにありそうですからね。

もしかしたら他に安い物があるかもしれませんし、ネットではなく実店舗で買えればもっと安いと思います。

ただ、これが使ってみるとすごい便利で、封筒をレターオープナーの溝に挟んでスライドさせるだけ!切りかすは出ないですし、スッと切れて時間短縮になります。

切り口はこんな感じなので中身を出す際には少し引っ掛かりやすく、出しづらいという難点を感じましたが、まぁこれは慣れますので問題なさそうです。

大量に封筒を開けるのに苦労している方はこういうアイテムを利用してみると負担が軽くなるかもしれませんよ!

 

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まとめ

2019年の株主優待クロス取引の成果をまとめてみましたが、結果として年利6.6%ぐらいになってるようなので今でも有効な投資法と言えそうです。

おそらくもっと利率の良い人や利益を上げている人は沢山いると思いますが、基本的に私の場合は割引券や自社商品などは取得しませんのでこの程度だと思われます。

割引券や自社商品などは額面上の利回りが大きくなるのは確かなのですが、それは自分で消費した場合の話であって、換金した場合はかなり利回りは低くなるかなと思います。

優待クロスに使える資金が潤沢にあればまた話は別ですが、そもそも必要ないものや有効期限などがあって無理やり消化しなければいけないものを取得しても個人的には仕方がないと思っているので、利回りは低くても有効期限がなく換金性の高いクオカード等の金券が中心になってしまいますね。

 

有効性についてはIPOでも言えることですが、最近は昔に比べると株主優待クロス取引も一般的になってきていて競争が激化していると感じます。インターネットが普及しネット上でこういった情報を提供する方が増えていることも一つの要因かと思われます。

また最近では企業側も株主優待の条件に一定の保有期間を定めるなど、株主優待クロス取引に対して対策を講じている印象です。

そんな2019年だったかなと思いますが、2020年はどうなるでしょうか?

これからも株主優待クロス取引を実践する投資家は増え競争が激しくなっていく事は間違いないと思います。それに伴って企業側も今後益々、株主優待クロス取引に対する対策を講じることになりそうですね。

そして、どういう形でかはわかりませんが、いずれ株主優待クロス取引の優位性は無くなっていくのかなと思っています。

ただ、そうであっても有効なうちは毎月コツコツと優待を取得して行きたいところですね。2020年も頑張ってみます!

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