12月末の優待銘柄は3月末や9月末に次いで多い月でもあるのですが、12月はIPOも多く、これまで資金管理に集中してきていたので優待クロス取引を検討するのも結構大変ですよね。
クロス取引の優待取りについてはこちらで解説しています。
一般信用取引でクロスすると権利付日前からクロスしなければいけなかったりするのでIPOと資金を分散しなければならなかったりするので余計大変です。
私は基本的に制度信用取引でクロス取引するので権利付最終日だけ持ち越します。なので逆日歩に気を付けなければいけないということになるのですが…。
果たして12月の優待クロス取引の結果はどうだったのでしょうか。
もくじ
12月株主優待銘柄クロス取引の結果
内訳
信用取引手数料※1 | 1,728円 |
信用金利(1日分)※2 | 142円 |
貸株料率(7日分)※3 | 767円 |
逆日歩(7日分) | 9,765円 |
取得優待価値※4 | 19,950円 |
配当落調整金考慮※5 | 2,766円 |
利益相当額 | +10,314円 |
※1 岡三オンライン証券 信用取引手数料(定額プラン)400万円分
※2 信用買い約200万円×信用金利2.6%÷365日×1日
※3 信用売り約200万円×貸株料率2%÷365日×7日
※4 金券等20,500円分×90%+商品等3,000円分×50%
※5 予想配当金合計23,050円×約12% 追記:予想配当金一部修正
まとめ
今回は岡三オンライン証券の制度信用取引で両建て(クロス取引)しました。
制度信用取引は一般信用取引と比べ逆日歩のリスクはあるのですが、信用金利や貸株料率が低く、保有日数も短くて済むというメリットもあります。
岡三オンライン証券は信用取引手数料が安いのでおすすめです。
貸株料率が2%なので少し制度信用取引としては高いかなと思いますのでその点がデメリットと言えるでしょう。(大体1.1%とか1.15%というのが多いです)
さらに、これはあまり理解していない人も多いかもしれませんが、制度信用取引でクロス取引すると配当金の約12%が手元に残ります。
ここでは詳しく説明しませんが、一般信用取引と制度信用取引では配当落調整金のルールが異なるからです。
私は基本的に制度信用取引で両建てする派ですが、やはり慣れてない人は思いもよらぬ高額な逆日歩のリスクを回避するために一般信用取引を使うのが安全かもしれません。