ヴェイパーフライ4%フライニットは偽物が出回っているということで情報をまとめてみる!

最近では比較的、入手しやすくなったと個人的には思っているヴェイパーフライ4%フライニットですが、話題性のある人気シューズということもあって偽物も出回っているようです。

今回はネットで得た偽物に関する情報をまとめて、同時に自分の持っている2足のヴェイパーフライ4%フライニットをその情報と照らし合わせて本物かどうか検証してみたいと思います。

ご自身の保有しているヴェイパーフライ4%フライニットが偽物かもしれないと不安に思っている方は参考にしてみてください。

 

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保有しているヴェイパーフライ4%フライニット

私は2足のヴェイパーフライ4%フライニットを保有しています。

1足目はこちらのオレンジ(AJ3857-600)のものです。フライニット版の最初のカラーですね。NIKEのオンラインショップで購入しました。

以前レビューもしています。

NIKEの厚底シューズ ヴェイパーフライ4%フライニットの履き心地をレビューする。

2018年9月18日

 

2足目はホワイト(AJ3857-160)のものです。ブルーの新色が出た際にホワイトも再販されたのでナイキ原宿で追加購入しました。

その時の購入レポートはこちらです。

ヴェイパーフライ4%フライニットを追加購入!依然衰えぬ人気だが、意外と買えるようになってきた?

2019年1月20日

 

オンラインで買った方はもしかしたらわかりませんが、ナイキ原宿で買った方は間違いなく本物だと思うのですが果たしてどうでしょうか。

 

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偽物の特徴

偽物が確定している物をもってないので完全にネットの情報頼りです。

ではネットやTwitter等の情報をもとに偽物の特徴をまとめてみようと思います。

タグ

まずは私の持っている2足のタグを見ていきます。左がオレンジ、右がホワイトのタグです。見る限り違いはありません。

そして偽物と言われるタグはこちらです。ネットの情報では『ヴ』の濁点の位置が違うようです。たしかによく見ると違いますね。

 

ご使用前に必ずお読み下さい』も偽物のタグは太字になってるような気もします。

これを見る限りは2足とも本物と考えて大丈夫そうです。

 

裏面の住所も私の持っている2足は『〒107-6210 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー』で同じでした。

ですが、この住所が『〒140-8631 東京都品川区品川2-3-12 シーフォートスクエアセンタービル』となってるものもあるようです。

ナイキジャパン本社は2017年頃、すでにミッドタウンタワーに移転しているためこの住所であると偽物の可能性は高いかもしれません。

 

重量

重量についても偽物は本物よりも重いようです。ただ、本物であっても当然サイズによって重さは違いますから、サイズごとの重量を把握する必要があります。

私は27.5cmのものしか持っていないのですが、本物であろうホワイトの重量は約199gでした。

以前いただいたコメントで本物はもっと軽いと指摘されたのですが、このホワイトの方は間違いなく本物だと思うので27.5cmの重量は200g程度が妥当だと思われます。

オレンジの方の重量も約199gでしたので重量は特に問題なさそうです。

他のサイズを持っていないので、どうしてもサイズごとの重量がわかりません。もしお分かりの方がいらっしゃったら教えていただけるとありがたいです。

 

インソール

インソールについても偽物については外すことができるようです。

私の持っているものも外そうとしてみましたところ、オレンジの方はのり付けしてあって簡単には剥がせませんが、外そうと思えば外せそうです。

ホワイトの方はかなりしっかりくっついていましたので、剥がすとしたらかなり強引にとらないといけない感じです。こちらも縫い付けてあるわけではなく、多分のり付けされているだけですね。

いずれにせよ強引に剥がすことは可能ですからインソールについては外れるかどうかで本物か偽物かを判断するのは難しいかと思います。偽物がどういう感じなのかわかりませんが、まったくのり付けされていなくて簡単に外せるようだと偽物の可能性は高いかもしれません。

 

ちなみにズームフライフライニットのインソールは本物でも、のり付けされていないので簡単に外れました。ヴェイパーフライ4%フライニットの偽物はこんな感じで外せるのでしょうかね?

ズームフライフライニットについてはこちらを参考にしてみてください。

スペックアップしたズームフライフライニットの実力とは?その履き心地をレビューする!

2019年2月13日

 

アッパー素材

アッパー素材も本物と偽物は若干違うみたいで、よく見ると作りが粗かったりするようです。

これは私が持っている2足のアッパー素材の画像です。

色も違う上に、偽物との比較でもないのであまり参考にならないかもしれませんが、見る限りは特に雑な感じはないですよね。

ちょっとこれでは判断できないですね。

 

ミッドソール

ヴェイパーフライ4%フライニットのミッドソールは『ズームXフォーム』というとても柔らかい素材を使用しているため本物は新品でもシワが入っているようです。

ホワイトはまだ一度も履いていない新品ですが、若干シワがある程度でそれほどシワはないですかね。

 

オレンジの方は大田原マラソンで一度使用した状態です。他にも練習で15km程使いました。使用しているというのもありますが、こちらの方がシワは入っていますね。

ただ、シワのあるなしで本物か偽物かを判断するのは難しいかなと思いますね。

例えば新品のズームフライフライニットはこんな感じです。もし偽物がこのように全くシワがなければわかりやすいかもしれません。

 

アウトソール

アウトソールは溝の深さなどが本物と偽物で違うようです。

上がオレンジ、下がホワイトです。オレンジの方は使用したので汚れています。

右がオレンジで左がホワイトです。じっくりとよく見ましたが溝について両者に違いは見られませんでした。

 

下記の画像は両方とも偽物と思われるもののアウトソールです。Twitterから拝借させてもらいました。本物と違う部分に赤く印をつけましたが、溝が浅いというよりは溝が不自然で少ないですよね。他にもよく見ると溝が外側まで掘られていませんね。

自分が持っているものは2足とも溝がしっかりと入っていますが、偽物と思われるこちらの画像のものは溝の作りが明らかに雑です。

これが個体差ではなく偽物であればアウトソールでの判別はしやすいかもしれません。

 

カーボンファイバープレート

ヴェイパーフライ4%フライニットにはミッドソール内に『カーボンファイバープレート』が内蔵されています。なので、本物は思いっきり曲げて離すとその反動でシューズが跳ね上がるようです。

ホワイトの方は新品で怖いのでオレンジの方を思いっきり曲げてみました。偽物はこのように曲げると中のプレートが割れてしまうようです。

もともとソールは固く曲がりづらいので結構な力で押さえつけないと曲がりません。想像以上に曲がらなかったので最初はかなり躊躇しましたが検証のため仕方ありません。

この反動で上に飛ばす動画を見たことがありますが、あれは意外と練習が必要で結構コツがいります。たまに上手くいった時、天井ぐらいまで跳ね上がりました。

びっくりするぐらい跳ね上がったのでこのシューズには間違いなく『カーボンファイバープレート』が内蔵されていると思います。

 

箱の大きさも本物と偽物と違いがあるようです。情報によれば偽物は箱が大きく、本物は少し小さいようです。

左がオレンジ、右がホワイトの箱です。大きさは変わりませんでした。

上がオレンジ、下がホワイトです。同じですね。

これが大きいのか小さいのかわかりませんでしたが、ズームフライフライニットの箱と比較してみたら少し大きさが違いました。左がズームフライフライニットの箱です。少し小さいですね。

重ねてもズームフライフライニットの箱の方が一回り小さいのがわかります。

参考までに計測してみました。

  • ズームフライフライニットの箱:33cm×20.5cm×11cm
  • ヴェイパーフライ4%フライニットの箱:34cm×23cm×11.5cm

 

偽物の箱の正確な大きさがわかりませんが、私が持っている箱は2足とも少し大きいという事になるのでしょうか。

ただ、ホワイトの方はナイキ原宿で購入しているので本物なのは間違いないと思いますから箱の大きさは判別の材料としては弱いかと思います。

 

タオバオ(Taobao.com)で検索

中国の大手通販サイトのタオバオでヴェイパーフライを検索してみましたが、いくつか出てきました。

単位は人民元ですので1899元は30,000円ぐらいでしょうか。普通に高いですね。一部ズームフライも混じってますが。。

これだけでは偽物かどうかの判断はできませんが、さすがに怖くて買えませんね。

 

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まとめ

ここまで偽物の情報をまとめてみましたが、個人的にわかりやすいなと思ったのがアウトソールの溝の入り方です。画像のものが偽物かはわかりませんが、明らかに雑な感じがしましたから。

重さが違えばわかりやすいかと思いますが、本物のサイズ別の重さがどのくらいなのかわからないと何とも言えません。

わかるのは27.5cmは約200gという事。それ以外はわかりませんが、私の予想だとサイズが1cm違えば10g程度は変わるような気がします。

後は勇気があれば思いっきりソールを曲げてみるっていうのも有りかもしれません。それで中のプレートが折れて壊れてしまうとしたら偽物という事になるでしょう。何度も結構曲げてみましたけど壊れませんでしたから。

ただ、曲げすぎは注意です。本物でも限界以上に曲げたら元に戻らないかもしれません。もともと寿命が短いシューズですし、やりすぎは劣化を早めてしまうかもしれません。レースで機能しなくなったら意味ないですからね。

その他の要素で偽物と確信を持てるのは正直ないかなと思います。特に個人的には箱の大きさはあまり関係ないような気がします。

 

とりあえず、ホワイトが本物だとすれば、総合的に考えて自分の持っているものは、おそらく2足とも本物かなと思いました。

ナイキのオンラインショップかナイキショップで購入すればさすがに大丈夫でしょうけど、フリマアプリなどで購入すると危険かもしれませんね。

もしフリマアプリなどで購入したって方は参考にしてみてください。サイズ別の情報なども提供していただけるとありがたいのでお待ちしております。

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2 件のコメント

    • 私は偽物が手元に無く走り比べたことがありませんのでわかりませんが、実際に偽物を使って走った人の話では、感覚は似ているとのことですので短い距離をゆっくり走ったぐらいではわからないのかもしれません。
      個人的にはアウトソールの違いが特徴的かと思いますのでアウトソールで判断するのが良いかと思います。

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