6月は株主優待の権利日がそこそこありますので毎年10銘柄前後はクロス取引して株主優待をGETしています。
優待クロス取引についてはこちらで解説しています。
私は基本的に制度信用取引でクロス取引するのですが、逆日歩の発生しない一般信用取引でのクロス取引が今は王道のようですね。
制度信用取引の場合は権利付最終日だけ持ち越せば良いので簡単ですが、この場合は逆日歩に気を付けなければいけません。
今年の3月にも最高逆日歩を食らってますので回避するのは非常に難しいことではあります。
とはいえ3月と比較するとやはり少ないので金額的には小さいですが取れるところはコツコツと取っていきたいところです。それでは今月も備忘のため記録しておこうと思います。
もくじ
6月株主優待銘柄クロス取引の結果
内訳
信用取引手数料※1 | 0円 |
信用金利(1日分)※2 | 117円 |
貸株料(2日分)※3 | 108円 |
逆日歩(1日分) | 8,810円 |
取得優待価値※4 | 12,300円 |
配当落調整金考慮※5 | 2,160円 |
利益相当額 | +5,425円 |
※1 SMBC日興証券 信用取引手数料無料
※2 制度信用買い約170万円×信用金利2.5%÷365日×1日
※3 制度信用売り約170万円×貸株料率1.15%÷365日×2日
※4 金券等12,000円分×90%+商品等3000円分×50%
※5 予想配当金合計14,400円×約15%=2,160円(2,160円-※2-※3-逆日歩=-6,875円、損失なので税金考慮不要)
あまり考慮している人はいないかもしれませんが、制度信用取引でクロス取引すると実は配当金の約12%(税金考慮後)が手元に残ります。
これは制度信用取引と一般信用取引では配当落調整金のルールが異なるからです。
制度信用取引で優待クロスする上では意外と重要ですので興味があればこちらで確認してみてください。
まとめ
6月の優待クロスは10銘柄で少しだけ一般信用取引を利用しました。結果としては全て制度信用取引でクロス取引したほうが得でした。まぁいつものことです。。逆日歩を含めトータルではプラスになりましたが今月もあまり上手くはいかなかったですね。
来月7月は優待権利日が少ないので取引するかわかりません。昨年も取引なしだったような気がしますが、リスクが小さく良さそうなのがあれば1銘柄とかでも積極的に取ろうは思っています。
優待クロス取引ならSMBC日興証券は信用取引手数料無料なのでおすすめです。一般信用取引の取り扱いもあるので逆日歩リスクを負いたくない人も利用できますよね。
取引手数料無料なので必要な費用は信用金利と貸株料のみ。制度信用取引だと信用金利2.5%、貸株料率1.15%、一般信用取引は貸株料率1.4%なので他の証券会社と比較しても悪くありません。
なお、SBI、楽天、松井、岡三オンラインは、1日約定代金50万円までの手数料が無料になりましたので、この枠を利用するのも悪くないと思います。特にSBIは現物枠と制度信用枠、一般信用枠それぞれで50万円らしいので合計最大150万円まで無料になるようですからより使いやすそうです。