5月は株主優待の権利日がさほどありませんが、毎年数銘柄取引しています。大した金額にはならないですが余剰資金を活用するためにも毎月コツコツ取っていきたいと思います。と言いつつ4月は毎年何も取っていませんが。。
優待クロス取引についてはこちらで解説しています。
私は基本的に制度信用取引でクロス取引するのですが、逆日歩の発生しない一般信用取引でのクロス取引が今は王道のようですね。
制度信用取引の場合は権利付最終日だけ持ち越せば良いので簡単ですが、この場合は逆日歩に気を付けなければいけません。
今年の3月にも最高逆日歩を食らってますので回避するのは非常に難しいことではあります。
今月は優待自体がそこまでないので金額的には少ないですが、備忘のため記録しておきます。
もくじ
5月株主優待銘柄クロス取引の結果
内訳
信用取引手数料※1 | 0円 |
信用金利(1日分)※2 | 65円 |
貸株料(4日分)※3 | 120円 |
逆日歩(3日分) | 3,585円 |
取得優待価値※4 | 3,150円 |
配当落調整金考慮※5 | 1,515円 |
利益相当額 | +895円 |
※1 SMBC日興証券 信用取引手数料無料
※2 制度信用買い約95万円×信用金利2.5%÷365日×1日
※3 制度信用売り約95万円×貸株料率1.15%÷365日×4日
※4 金券等3,500円分×90%
※5 予想配当金合計10,100円×約15%=1,515円(1,515円-※2-※3-逆日歩=-2,255円、損失なので税金考慮不要)
あまり考慮している人はいないかもしれませんが、制度信用取引でクロス取引すると実は配当金の約12%(税金考慮後)が手元に残ります。
これは制度信用取引と一般信用取引では配当落調整金のルールが異なるからです。
制度信用取引で優待クロスする上では意外と重要ですので興味があればこちらで確認してみてください。
まとめ
5月の優待クロスは4銘柄で全て制度信用取引でクロス取引しました。逆日歩を含めトータルではかろうじてプラスになりましたが今月は失敗と言えるでしょうね。
来月6月は比較的優待権利日が多い月ですね。資金的な余裕がどれほどあるかにもよりますが少ない資金しか用意できなかったとしても効率よくクロス取引したいと思います。
優待クロス取引ならSMBC日興証券は信用取引手数料無料なのでおすすめです。一般信用取引の取り扱いもあるので逆日歩リスクを負いたくない人も利用できますよね。
取引手数料無料なので必要な費用は信用金利と貸株料のみ。制度信用取引だと信用金利2.5%、貸株料率1.15%、一般信用取引は貸株料率1.4%なので他の証券会社と比較しても悪くありません。
なお、SBI、楽天、松井、岡三オンラインは、1日約定代金50万円までの手数料が無料になりましたので、この枠を利用するのも悪くないと思います。特にSBIは現物枠と制度信用枠、一般信用枠それぞれで50万円らしいので合計最大150万円まで無料になるようですからより使いやすそうです。