10月が権利日の株主優待は少ないので大きな利益は狙えませんが、少なくても取れるところは毎月取っていきたいので今月も数銘柄だけクロス取引しました。
優待クロス取引についてはこちらで解説しています。
私は基本的に制度信用取引でクロス取引するのですが、今は一般信用取引でのクロス取引という選択もあるので優待クロス取引は難しくなってきてますね。
制度信用取引の場合は権利付最終日だけ持ち越すのですが、この場合、逆日歩に気を付けなければいけません。。
先月9月は一般信用と制度信用を組み合わせてクロス取引しました。結果としては全て制度信用でクロスしたほうが利益になりましたが全体の成績としてはそこそこでした。
果たして10月の優待クロス取引の結果はどうなったのでしょうか。
もくじ
10月株主優待銘柄クロス取引の結果
内訳
信用取引手数料※1 | 0円 |
信用金利(1日分)※2 | 31円 |
貸株料(2日分)※3 | 30円 |
逆日歩(1日分) | 885円 |
取得優待価値※4 | 1,800円 |
配当落調整金考慮※5 | 855円 |
利益相当額 | +1,709円 |
※1 SMBC日興証券 信用取引手数料無料
※2 制度信用買い約45万円×信用金利2.5%÷365日×1日
※3 制度信用売り約45万円×貸株料率1.15%÷365日×2日
※4 金券等2,000円分×90%
※5 予想配当金合計5,700円×約15%=855円(855円-※2-※3-逆日歩=-91円、損失なので税金考慮不要)
あまり気にしている人はいないかもしれませんが、制度信用取引でクロス取引すると配当金の約12%(税金考慮後)が手元に残ります。
これは制度信用取引と一般信用取引では配当落調整金のルールが異なるからです。
詳しくはこちら
まとめ
10月の優待クロスは3銘柄だけですがすべて制度信用取引で行いました。今回も大きな逆日歩を食らうことなくトータルで利益となりました。優待権利日が少ない月はたいした利益にはならないですが、これからも毎月コツコツ取れるところは取っていきたいと思います。
今回は権利日に一般信用取引の在庫がほぼ無かったので、『権利日に一般信用取引の在庫が残ってる場合、逆日歩がほとんど付かない説』今回は立証できませんでした。
6月に少し触れましたが、この説を利用すれば制度信用取引のクロス取引の成功率は上がる気がしますし、特に配当金の大きい銘柄を狙えば配当落調整金で稼げそうな気がするのですが、指標になる一般信用取引の在庫余りがないと厳しいですね。
なお、優待クロス取引ならSMBC日興証券は信用取引手数料無料なのでおすすめです。一般信用取引の取り扱いもあるので逆日歩リスクを負いたくない人も利用できますよね。
取引手数料無料なので必要な費用は信用金利と貸株料のみ。制度信用取引だと信用金利2.5%、貸株料率1.15%、一般信用取引は貸株料率1.4%なので他の証券会社と比較しても悪くありません。優待は今のところSMBC一択で良いかと思いますよ。