2019年10月27日、水戸黄門漫遊マラソンを走ってきましたので結果を振り返ります。
レース前は2日間完全に休み、足の疲れを取って挑みました。前日に炭水化物もしっかり取り、準備は比較的できていたかと思います。
暑さが苦手なのもあって毎年、夏は走り込みをしていないため秋のレースはどうも調子が上がらず苦手です。今年は7月~9月に毎月200キロ~300キロ程度は走ったので例年よりは結果が出るのではないかと期待しておりますが、果たして結果はどうだったでしょうか。
もくじ
水戸黄門漫遊マラソン
茨城県のマラソンでは毎回のように利用する常磐線特急で水戸駅に向かいます。
少し坂がありますが、水戸駅から会場までは徒歩で行けますのでアクセスは良いですね。当日は朝5時前に起きて品川5時54分発の特急ときわ39号に乗って行きます。
この日はいくつか水戸マラソン用に特別列車が出ていますが、マラソンが9時スタートですので結構朝は早くなりますね。
7時37分に水戸に到着しました。駅を出るとすでにかなりの人がいます。
天候は予報では曇りで気温も17度という事で10月にしては走りやすい気候という事でしたが、実際は今にも雨が降りそうな雰囲気でしたね。
初めてなので他のランナーについていってたらすぐに会場につきました。急な坂がありますが駅からは近いです。
コースは周回コースで折り返しが3回あります。終盤の千波公園内にも折り返しがあるので合計4回でしょうか。
アップダウンは結構ありますね。高低図でフラットに見える部分も意外と上げ下げがありペースを安定させるのに力を使ってしまいます。ハーフ付近のアップダウンと最後40キロ以降の急な上りがポイントとなりそうです。
折り返しも多く、脚がきつくなる30キロ以降に上りか下りが続くのでかなり難コースと言えそうです。
スタート前
夏にある程度は距離を積めていたので気合は入ってました。ただ、直前の練習では暑さもありますがサブスリーのペースで10キロを走るのもかなりきつかったので不安はありました。
今回もモルテンをスタート前に飲み、シューズはヴェイパーフライ4%フライニットを使います。2足ありますが、今回はまだ使用していない新しい方を使いました。周りを見渡すと結構ネクストを使ってる人が目立ちます。
モルテンについての詳細はこちら
今回の補給はメダリスト、マグオン、そしてコスパ最悪と思われるモルテンジェルです。パワージェルを使う事が多いので今回は初の試みです。
ツイッターで少しだけ顔見知りのランナーさんは先頭からスタートするとのことでしたので私も一番前からスタートしようかと思いましたが、すでに大勢のランナーの方々が整列していて間に合いませんでした。
それでもAブロックのランナーは少ないのか6列目ぐらいからのスタートになりそうです。
間もなく開会式が始まりまして、、すでに小振りの雨が降っていたのですが、かなり雨が強くなってきました。スタート前にはびしょびしょです。。雨が降らなければ走りやすそうな気候だなと思いましたが上手くいかないものです。
スタートから10km
号砲からのタイムロスは7秒。最前列からのスタートはできませんでしたがロスは少なかったです。
今回はほぼ3時間で走る友達がいるのでちゃっかりペースメーカーとして利用させてもらう事にし、ぴったりと後ろについて体力を温存する作戦で行きます。
1km | 4:10/km |
2km | 4:04/km |
3km | 4:11/km |
4km | 4:14/km |
5km | 4:14/km |
1kmの入りは4分10秒。前の方からスタートできたので入りは快調でした。ただ自分にとっては少早くて3キロぐらいまでですでに息が切れていました。。
6km | 4:15/km |
7km | 4:08/km |
8km | 4:10/km |
9km | 4:11/km |
10km | 4:15/km |
依然としてペースは少し速いですが人の後ろについているので呼吸が落ち着き少し楽になってきました。ただ降りしきる雨が結構強く、なかなか走りづらかったです。
10km地点 42:07(ネット)
10km手前でメダリストを補給しました。これは初めてでしたがゼリー状で飲みやすかったです。
ここまでのペースは平均4:13/km程度で少し速いですがサブスリーを狙うならば良いペースです。序盤少しきつかったですが次第に安定してきましたので付いて行けるところまで頑張ります。
42:14(グロス)
10kmから中間地点
10kmを少し過ぎたあたりでしょうか。ペースメーカーの友達が疲れたから変わってと。。え~と思いましたが、その友達もサブスリーは未達で当然狙っているのでしょう。仕方あるまい、少し余裕があったので自分が20kmぐらいまで引っ張るかと前に出ます。
11km | 4:11/km |
12km | 4:17/km |
13km | 4:09/km |
14km | 4:13/km |
15km | 4:17/km |
うーん、やはり今の私には4:15/kmの巡行はつらい。気を許すとすぐに4:20/kmぐらいまで落ちてしまいます。
16km | 4:08/km |
17km | 4:15/km |
18km | 4:13/km |
19km | 4:10/km |
20km | 4:19/km |
21km | 4:15/km |
ペースが安定せず毎回10秒ぐらい変化してしまうので17kmぐらいでまた変わってもらいました。再び後ろで集中して回復を図ります。
中間地点 1:29:17(ネット)
貯金は43秒ありますが、すでに何とか食らいついているといった感じ(笑)
脚はもう少しで限界にきそうでした。いつものパターンを覚悟して後半に入ります。
もう必要ないかなとも思いましたが奇跡の回復を信じてコスパ最悪のモルテンジェルをここで補給しました。
1:29:24(グロス)
中間地点から30km
中間地点付近の橋はかなりのアップダウンで足が死にそうでした。というか完全に死にましたね。
22km | 4:11/km |
23km | 4:13/km |
24km | 4:45/km |
25km | 5:11/km |
モルテンジェルの効果も虚しく24kmの途中で失速。ここで諦め、ここからはいよいよ長い敗戦処理の始まりです。。
26km | 5:04/km |
27km | 5:22/km |
28km | 5:02/km |
29km | 5:39/km |
30km | 5:44/km |
以前までは失速後もキロ5分は保てましたがこの日はそこまで落としても走れませんでした。
30km地点 2:14:24(ネット)
24キロで失速するとすごい勢いで抜かれていきます(笑)
もう足も心も限界でタイムなんてどうでもいいって感じです。雨も降ったりやんだりで正直棄権したかったです。
2:14:31(グロス)
30kmからゴール
31km | 5:56/km |
32km | 5:45/km |
33km | 5:41/km |
34km | 5:32/km |
35km | 5:32/km |
相変わらずガンガン抜かれていきますが、失速しているランナーもちらほら。そういったランナーに合わせて走って足が痛いのを我慢です。
36km | 5:12/km |
37km | 5:39/km |
38km | 5:49/km |
39km | 6:19/km |
40km | 6:08/km |
もう直近のワースト記録は確定となり、ペースもキロ6分台に。。
41km | 6:28/km |
42km | 6:10/km |
何とか歩かずに最後まで行こうと足を進めますが、さすがに最後の坂は止まりそうになりました。てか、なんですか、あの坂は。勾配が急すぎて進んでるのかどうかすらわからないぐらい遅くなりました。
フィニッシュタイム 3:25:59(ネット)
いやーつらかった。ここ数年では一番足がきつかったです。
ガーミン『ForeAthlete245』での計測結果
24キロ以降はボロボロですが、ハーフの段階で余裕なかったので当然の結果でした。
3:26:06(グロス)
ゴール後に印籠のメダルをかけてもらい、クイックチャージというスポーツドリンクとかんそう梅、栄養ドリンク、のど飴と新聞。他に写真に写ってないですがヤクルトも1本もらいました。
参加賞は事前にTシャツが送られてきています。
総括&反省
今回は10月の大会にしては気温は低く日差しもなかったのでその点は良かったのですが結構雨が降ったのでスタート前からびしょ濡れになり水たまりも多く走りづらかったですね。ただ、タイムにはそれほど影響はなかったかと思います。単純な実力不足です。
意外と常にアップダウンがあるので足が疲れやすく最後は短いですが強烈な上りがあるので難しいコースだなとは感じました。
難コースではありますが大会については給水ポイントが多く、沿道の応援もかなりあってありがたかったです。特に終盤のトンネルの中の応援はより力強くて、もしタイムが出そうな展開ならもうひと頑張り出来そうなポイントでした。
さらにオリジナルTシャツに印籠メダルと記念品も充実していて、各地マラソン大会の参加費が高騰している最近の状況を踏まえると参加費8,000円はとても良心的かなと思います。
夏にそれなりに走ったにもかかわらず結果はサブスリー達成はおろか、近年のワースト記録を出してしまいショックではありますが、今回の失敗の原因を考えてまた対策していきたいと思います。
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