三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールや抽選方法、手数料など徹底解説!

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は日本の大手証券会社の一つです。

ここでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールや抽選方法に加え、手数料などの情報を提供します。

 

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IPO情報

口座開設数

不明(約130万~180万口座程度?)

口座開設数は少ないほうが有利です。口座開設数が多い証券会社はそれだけライバルが多いのでIPO当選確率に影響を与えます。

大手証券会社である三菱UFJモルガン・スタンレー証券の開設口座数は公表されていないため正確にはわかりませんが、他の大手証券会社と同程度だと考えられます。口座開設数は多いと考えられるためIPO投資についてはライバルが多く不利といえます。

 

IPO取扱実績

過去のIPO取扱実績

上場年 幹事
2018 23(6)
2017 29(4)
2016 19(2)
2015 26(7)
2014 24(7)

※REIT、インフラは除く、()内は主幹事数

IPO取扱銘柄は多いほど抽選機会が増えるためIPO当選回数に影響を与えます。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は大手証券他社と比較すると少なめですが、主幹事もそこそこあるので有利と言えます。

 

抽選配分率

10%

抽選配分率は当選確率に影響を与えます。高いほうが当選しやすくなるため有利になります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の抽選配分率は10%です。通常、大手証券会社の抽選配分率は大体10%程度なので普通の抽選配分率と言えます。

 

抽選方法

完全平等抽選

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は『一口座一口』の完全平等抽選を採用しているため資金量に関係なく当選確率は同じです。したがって資金量が少ない投資家にとっては有利な抽選方式です。

例えば、100株の申し込みをしても1000株の申し込みをしても当選確率は変わりません。基本的に当選するときは100株の当選になります。

また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券には当選後の購入辞退にペナルティーがあります。購入申込期間も1日しかないため注意してください。当選後に購入申込をしなかった場合も購入辞退と同様のペナルティーとなります。

ペナルティーについて
当選を辞退した翌日より新たなIPO抽選申込が出来なくなります。この制限の解除は辞退した日から一か月後となります。また、既に他の銘柄でIPO抽選申込を行っている場合、すべてが無効となります。

 

入金の必要なタイミング

BB時

三菱UFJモルガン・スタンレー証券はBB時点で資金が必要になります。BB時点で資金が必要になるので資金効率が悪く不利です。

ちなみにBB後に出金することは可能です。ただし、おすすめはしません。

 

資金拘束タイミング

抽選時

資金拘束は抽選時なのでBB後に資金を移動させることは可能ですが、抽選日前日に買付余力の確認があります。この時点で買付余力が不足していると抽選対象外となりますので注意してください。

またBB時に資金拘束されなくても複数のIPO抽選を受けるには、それぞれ買付余力が必要ですので、実質的にBB時に資金拘束されると思っていたほうが良さそうです。

したがって同日にIPO抽選が複数ある場合は同じ資金で重複して抽選を受けることができませんので資金効率が悪く非常に不利です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の抽選結果は当初当選か次点(補欠)しかありません。次点が実質的な落選となりますが次点で資金拘束は解除されます。次点の辞退にはペナルティーはありませんのでご安心ください。

 

資金移動効率

 

午前11時までに出金指示を出せば当日に出金されます(ゆうちょ銀行を除く)。IPO抽選に落選した日に出金指示を出せば翌営業日には他の証券口座へ資金を移動できますので資金移動効率が良く有利です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードを利用すれば提携金融機関ATMから入出金することも可能です。三菱UFJ銀行ATMやセブン銀行ATMをはじめ、ゆうちょ銀行、三井住友銀行等でも無料で利用できます。

 

入金はオンラインで出来ますが、三菱UFJ銀行以外からの入金は少々面倒です。三菱UFJ銀行口座をお持ちでなければ証券カードの利用が現実的です。

 

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取引手数料

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券には『コンサルティング取引コース』、『MUFGテラス・コース』、『ダイレクト取引コース』の3つのコースがあります。

担当者からアドバイスや投資情報の提供を受けながら取引できる店頭証券ならではのサービスも提供してますが、取引手数料が高いので長期投資を行う方以外は必要ないでしょう。

IPO投資が目的であれば手数料の安い『ダイレクト取引コース』で問題ありません。それでも他社のネット証券と比較すると割高なのでメインの口座としては利用しづらいと思います。

 

2019年3月22日より『ダイレクト取引コース』の口座をお持ちの方は『MUFGテラス・コース』に変更になります。『MUFGテラス・コース』の手数料は4月1日より『ダイレクト取引コース』の手数料と同じになりますので結果的に今までと変わりありません。

※3月22日から3月29日までの手数料については『ダイレクト取引コース』の手数料に合わせるため差額がキャッシュバックされます。

 

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捕捉

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードによる1日当たりの出金限度額は初期設定で100万円です。(別途手続した場合は200万円まで上げることが可能)

利用時間は平日8時~21時、土曜日9時~17時、日曜、祝日12月31日~1月3日は利用できません。

 

口座開設手数料、口座維持手数料は無料です。

 

総評

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券はIPO投資に限って言えば、口座開設数が多いと思われるのでライバルも多く不利とも言えますが、大手店頭証券のため主幹事になることもあり、当選確率は割と高くなると思われます。

IPO投資をするのであれば、主幹事の多い大手店頭証券の口座開設は必須と言えますのでぜひ口座開設しておきたいところです。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券はアフィリエイト報酬の対象にならないからか、IPO関連のブログやWebサイトでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券を積極的に紹介していません。

たしかに入金についてや高い手数料など使いづらい点が多く少し癖がある証券会社かなとも思いますが、IPO取扱数はそれなりにありますし、主幹事もありますので口座開設はするべきだと私は思います。

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