7月の優待は取らず、8月は昨年と比較すると慎重に、結果少なくなってしまいましたが数銘柄クロス取引しました。意外と8月も優待銘柄は多いです。
優待クロス取引についてはこちらで解説しています。
私は基本的に制度信用取引でクロス取引するのですが、逆日歩の発生しない一般信用取引でのクロス取引が今は王道のようですね。ただ私は一般信用取引は在庫争奪戦があったりと資金拘束期間が長くなることもあって基本やりません。
制度信用取引の場合は権利付最終日だけ持ち越せば良いので楽だし簡単ですが、この場合は逆日歩に気を付けなければいけません。5月は最高逆日歩を食らい月単位では初めて損失を出してしまいましたが、6月は少し慎重にやって少ないながらも利益を得られました。
それでは今月も優待クロス取引の結果を備忘のため記録しておきます。
もくじ
8月株主優待銘柄クロス取引の結果
内訳
信用取引手数料※1 | 0円 |
信用金利(1日分)※2 | 0円 |
貸株料(2日分)※3 | 48円 |
逆日歩(1日分) | 760円 |
取得優待価値※4 | 4,950円 |
配当落調整金考慮※5 | 675円 |
利益相当額 | +4,817円 |
※1 SBI証券 手数料無料枠の利用
※2 制度信用買い0万円×信用金利2.5%÷365日×1日(現物買い)
※3 制度信用売り約75万円×貸株料率1.15%÷365日×2日
※4 金券等5,500円分×90%+商品等0円分×50%
※5 予想配当金合計4,500円×約15%=675円(675円-※2-※3-逆日歩=-133円、損失なので税金考慮不要)
あまり考慮している人はいないかもしれませんが、制度信用取引でクロス取引すると実は配当金の約12%(税金考慮後)が手元に残ります。
これは制度信用取引と一般信用取引では配当落調整金のルールが異なるからです。
詳しくはこちら
まとめ
7月は予定通りクロスなし、8月の優待クロスは5銘柄で全て制度信用取引でクロス取引しました。結果、大きな逆日歩はなく無難に終われたかなという印象です。他の銘柄もあまり大きく逆日歩が付いてなかったので当たり月だったかもしれないですね。
9月は少し多くなると思うのでIPOとかとの兼ね合いで資金繰りが厳しくなるかもしれませんがなんとかうまくやっていつも通りコツコツと取れたらなと思います。
またいつもはほとんどSMBC日興証券でクロス取引してるのですが今回はSBIだけでの取引でした。現物、信用ともに無料枠があるので信用買いの金利がかからずに済みましたが、長期優待にならない可能性もあります。本来は一度売却してしまうと長期優待にならないはずですが毎回優待クロスしていると長期優待になったりすることがあるのでこの辺りはよくわかりませんね。
まぁあまり長期優待については考慮せずに毎回やってますので長期優待特典が付いたらラッキーぐらいに思っておきます。
優待クロス取引ならSMBC日興証券は信用取引手数料無料なのでおすすめです。一般信用取引の取り扱いもあるので逆日歩リスクを負いたくない人も利用できますよね。
取引手数料無料なので必要な費用は信用金利と貸株料のみ。制度信用取引だと信用金利2.5%、貸株料率1.15%、一般信用取引は貸株料率1.4%なので他の証券会社と比較しても悪くありません。
なお、SBI、楽天、松井、岡三オンラインは、1日約定代金によっては手数料が無料になるので、この枠を利用するのも悪くないと思います。特にSBIは現物枠と信用枠それぞれで計算されるので無料枠もその分大きくなりより使いやすそうです。