2月は優待権利銘柄が何気にある月でもあります。ちなみに1月は優待クロスしませんでした。
優待クロス取引についてはこちらで解説しています。
私は基本的に制度信用取引でクロス取引するのですが、逆日歩の発生しない一般信用取引でのクロス取引が今は王道のようですね。ただ私は一般信用取引は在庫争奪戦があったりと資金拘束期間が長くなることもあって基本やりません。
制度信用取引の場合は権利付最終日だけ持ち越せば良いので楽ですし簡単ですが、この場合は逆日歩に気を付けなければいけません。12月は逆日歩がほとんどなくそこそこ成果が出せました。
それでは今月も優待クロス取引の結果を備忘のため残しておきます。
もくじ
2月株主優待銘柄クロス取引の結果
内訳
信用取引手数料※1 | 0円 |
信用金利(1日分)※2 | 151円 |
貸株料(2日分)※3 | 137円 |
逆日歩(1日分) | 4,035円 |
取得優待価値※4 | 12,300円 |
配当落調整金考慮※5 | 3,330円 |
利益相当額 | +11,307円 |
※1 松井、SBI証券の手数料無料枠の利用とSMBC日興証券、信用手数料無料
※2 制度信用買い約220万円×信用金利2.5%÷365日×1日
※3 制度信用売り約220万円×貸株料率1.15%÷365日×2日
※4 金券等12,000円分×90%+商品等3,000円分×50%
※5 予想配当金合計22,200円×約15%=3,330円(3,330円-※2-※3-逆日歩=-993円、損失なので税金考慮不要)
あまり考慮している人はいないかもしれませんが、制度信用取引でクロス取引すると実は配当金の約12%(税金考慮後)が手元に残ります。
これは制度信用取引と一般信用取引では配当落調整金のルールが異なるからです。
詳しくはこちら
まとめ
2月の優待クロス取引は10銘柄で昨年よりも少し少ない結果となりました。資金不足な点と優待の廃止なども目立ち少なくなったのが理由です。成果も最高逆日歩がついて少し苦戦したといったところですが、逆日歩が1日だったのもあり成果としては残りました。
3月は優待銘柄が一番多い月なので資金を多めに準備して優待クロスをしていきたいと思います。
優待クロス取引ならSMBC日興証券は信用取引手数料無料なのでおすすめです。一般信用取引の取り扱いもあるので逆日歩リスクを負いたくない人も利用できますよね。
取引手数料無料なので必要な費用は信用金利と貸株料のみ。制度信用取引だと信用金利2.5%、貸株料率1.15%、一般信用取引は貸株料率1.4%なので他の証券会社と比較しても悪くありません。
なお、SBI、楽天、松井、岡三オンラインは、1日約定代金によっては手数料が無料になるので、この枠を利用するのも悪くないと思います。特にSBIは現物枠と信用枠それぞれで計算されるので無料枠もその分大きくなりより使いやすそうです。