ライブスター証券はオンライン専門の証券会社で業界最安値水準の手数料を売りにしています。
IPOの取り扱いは2017年からなので歴史はそれほどないですが、近年は数銘柄の取り扱いもあり資金不要で抽選申込ができる貴重な証券会社の一つです。
まだIPOの取扱自体はけして多い証券会社とは言えませんが、無視もできない証券会社となってきています。
ここではライブスター証券のIPOルールや抽選方法に加え、手数料などの情報を提供します。
もくじ
IPO情報
口座開設数
不明(2018年時点)
口座開設数は少ないほうが有利です。口座開設数が多い証券会社はそれだけライバルが多いのでIPO当選確率に影響を与えます。
ライブスター証券の開設口座数は公開されていないため正確な口座数は不明ですが、それほど多くはないと思いますのでライバルが少なく有利と言えるでしょう。おそらく10万口座もないのではないでしょうか。
IPO取扱実績
過去のIPO取扱実績(委託幹事を含む)
上場年 | 幹事 |
2018 | 4(0) |
2017 | 7(0) |
2016 | 0(0) |
2015 | 0(0) |
2014 | 0(0) |
※REIT、インフラは除く、()内は主幹事数
IPO取扱銘柄は多いほど抽選機会が増えるためIPO当選回数に影響を与えます。
ライブスター証券は2017年からIPOの取り扱いを開始し、近年は数銘柄の取り扱いがあります。IPO取扱銘柄は決して多い証券会社ではありませんので有利とは言えませんが、今後も毎年数銘柄の取り扱いがあると思いますので口座開設して損はないかと思います。
抽選配分率
100%
抽選配分率は当選確率に影響を与えます。高いほうが当選しやすくなるため有利になります。
ライブスター証券の抽選配分率は100%です。大手証券会社の抽選配分率は10%程度なので非常に有利です。
抽選方法
完全平等抽選
ライブスター証券は『一口座一口』の完全平等抽選を採用しているため資金量に関係なく当選確率は同じです。したがって資金量が少ない投資家にとっては有利な抽選方式です。
例えば、100株の申し込みをしても1000株の申し込みをしても当選確率は変わりません。基本的に当選するときは100株の当選になります。
また、当選後の購入辞退にペナルティーはありません。
入金の必要なタイミング
当選後の購入申込期限
ライブスター証券は当選または補欠当選後の購入申込時に購入資金が必要になります。BB時点で資金は必要ありませんので資金不要で抽選に参加できますから少額投資家にとっては有利な制度です。
資金拘束タイミング
購入申込時
当選後の購入申込時資金拘束されます。
資金不要で抽選に参加できますから、同日にIPO抽選が複数ある場合でも関係なくすべてのIPO抽選を受けることができますので少額投資家には非常に有利です。
資金移動効率
15時30分までに出金指示を出せば翌営業日に出金されます。ただIPO投資に限れば抽選自体に資金不要で参加できますので資金の移動効率はそれほど重要ではありません。
無料で入金できるクイック入金も利用可能な金融機関が多いので困ることはないと思います。
取引手数料
手数料は、注文ごとの約定代金で手数料が決まる『一律(つどつど)プラン』と1日の約定代金合計で手数料が決まる『定額(おまとめ)プラン』の2つのプランがあります。
2つのプランは1日ごとに変更することが可能です。15時30分までに申し込めば翌営業日にプラン変更されます。
現物の『一律(つどつど)プラン』は手数料80円(税抜き)~、『定額(おまとめ)プラン』は手数料400円(税抜き)~です。信用取引の『一律(つどつど)プラン』についても手数料80円(税抜き)~、1注文が300万円超は0円になります。
取引手数料は他社と比較しても業界最安値水準です。最近ではネット証券の手数料部門で1位を獲得しています。IPOが当選した時の売却手数料が安くなりますので助かりますね。
捕捉
IPOの当選発表はログイン後の画面で確認できますが、メールでも連絡が来ます。ただし、落選するとログイン画面にIPO落選の知らせはありませんし、メールも来ません。
口座開設手数料、口座維持手数料は無料です。
総評
ライブスター証券はIPO投資に限って言えば開設口座数はおそらくかなり少なく穴場と言えます。抽選資金不要で資金拘束が株式購入時までないのは少額投資家にとっては魅力ですね。
IPO取扱実績は少ないですが、近年は数銘柄の取り扱いがありますのでこれからも毎年IPOの取り扱いはあると思います。取り扱いが2017年からと浅いので、今後はもっと取扱数が増えるのではないでしょうか。
しかもIPO抽選配分率も100%でネット抽選配分を狙う投資家にとって優しいです。さらに完全平等抽選を採用していて抽選資金不要でIPO当選が狙える証券会社は少額投資家にとって貴重な証券会社ですのでIPO投資をするならぜひ口座開設をしておきたいところです。
コメントを残す