ジョホールバルはシンガポールのお隣の国マレーシアの都市です。
シンガポールの物価って高いですよね?
ジョホールバルはシンガポールから1時間程度で行けるとても近い都市なのですが、シンガポールに比べると物価が安く食べる物もホテルもとても安いんです。
ジョホールバルで実際に泊まったホテルはこちらで紹介しています。
物価の高いシンガポールに疲れたらシンガポール旅行のついでに少し訪れてみたり、もしくはシンガポール旅行の拠点にしても良いかもしれないですね。
それでは今回はシンガポールからジョホールバルへの行き方を紹介します。
もくじ
シンガポールからジョホールバルまでの移動方法
旅行者がシンガポールからジョホールバルまで移動する方法としては以下の選択肢があります。
- タクシー
- 電車
- バス
中でもコストなどを考えるとやはりバスがおすすめです。私もバスで行きましたのでバスでの移動方法を中心に紹介します。
タクシー
やはりタクシーが一番簡単で手っ取り早い方法です。料金もそれほど高くないためおすすめです。
ただし、国境を超えるので一般のタクシーではなく国際タクシーを使う必要があるのでその点は注意してください。
国際タクシーはMRTブギス駅から徒歩5分程度のクイーンストリートバスターミナルのタクシー乗り場で乗ることが出来ます。
シンガポール内のタクシーは基本的には青もしくは赤いタクシーですが、国際タクシーは黄色いタクシーです。
料金は片道1台50Sドル程度ですので乗合であれば一人12.5Sドルで行けます。行き先はラーキンバスターミナル固定となっているようですが途中のジョホールバル市内であれば降りれるかもしれません。
入出国手続きもタクシーであれば乗ったままで済ませられるのでかなり楽です。
1人で乗ると高いですが、4人で乗れば日本円で1,000円ぐらいですからそんなに高くはないですね。
移動時間:40分~60分程度
料金:50Sドル~12.5Sドル程度
電車
ジョホールバルに電車で行くには、まず『Woodlands Train Checkpoint(ウッドランズ・トレイン・チェックポイント)』という駅に行く必要があります。※国境の『ウッドランズ・チェックポイント』とは別の場所ですので注意してください。
ここへは電車で直接行けないため、タクシーで行くかMRTウッドランズ駅まで電車で行ってバスかタクシーで向かう必要がありますが、少々面倒だと思います。
しかも料金は5Sドルでバスよりも高いですし、電車の本数も少なく事前にチケットを買っておかないと乗れなかったりするので個人的にはあまりおすすめはできません。
ただ、電車にもメリットはあります。
バスの場合はイミグレーションが混雑するため長い時は入出国手続きに2時間近くかかることもあるようです。電車の場合はイミグレーションの場所が違うことやそもそも利用者が少ないのでほどんど待つことなく手続きは終わります。
また、橋をバスや車で渡ると最低でも10分、渋滞していると1時間かかったりもします。電車であれば渋滞はないので国境越えの移動時間は5分程度で済みます。
バス
バスもMRTブギス駅から徒歩5分程度のクイーンストリートバスターミナルから乗ることが出来ます。
ジョホールバル行のバスは他の場所からでも乗れますが、シンガポール中心街にあるこのバスターミナルが一番利用しやすいでしょう。
ここから複数のバス会社が運行しています。
- コーズウェイリンク(Causeway Link)
- シンガポールジョホールエクスプレス(Singapore-Johor Express)
- SBSトランジット(SBS Transit)
1と2は直行で向かうので渋滞していなければ30分程度でシンガポールの国境の『Woodlands Checkpoint(ウッドランズ・チェックポイント)』に到着します。
3は途中の停留所にも止まるので国境まで45分から60分ぐらいはかかります。こちらの方が料金は1Sドルぐらい安いです。
この黄色いバスがコーズウェイリンクです。
赤い車体のがシンガポールジョホールエクスプレスです。
そして紫色のがSBSトランジットです。これが一番遅くまで走ってます。
遅い時間だったので結構並んでます。すでにシンガポールジョホールエクスプレスは走ってませんでした。
30分以上並んでコーズウェイリンクに乗れましたが、夜遅いと最終に乗れない可能性もあるかもしれません。
料金は3.5Sドルです。このチケットは再度バスに乗る際に必要なので捨てないようにしてください。あと現金で払う場合、両替出来ない上、おつりをくれないのでぴったりの現金を用意してておいてください。持ってないと余分に払うことになります。
実は私はシンガポールとジョホールバル間を2往復しているのでSBSトランジットにも乗ったのですが、こちらは並んでいないので到着したバスにすぐ乗れます。
国境までの間に各停留所で停まるので時間はかかりますが、始発なので座れますし夜遅くであれば並ばずにSBSトランジットに乗ってしまったほうが良いかもしれません。
国境のウッドランズ・チェックポイントに着いたら一度バスを降りて出国手続きをします。
結構歩きました。荷物があると少し大変です。
夜遅かったので出国手続きにあまり時間はかかりませんでしたが混んでると1時間かかったりもするそうです。。
出国手続きを済ませたらまたバスに乗ってジョホールへ向かいます。乗ってきたバス会社と同じバスにチケットを見せて乗ってください。そうでないとまたバス料金がかかります。
マレーシアの国境までバスで10分程度かかります。橋を渡るだけなのですが渋滞しているとこの短い距離を1時間かかったりするそうです。。
マレーシアの国境に着いたら入国手続きをします。比較的空いていました。
入国手続きが済んで少しまた歩くとJBセントラルの駅に到着です。
途中に両替所などがあったので、到着が夜遅くなどであれば少額両替しておいたほうが良いと思います。
私はJBセントラルのすぐ近くのホテルを取っていたのでそのまま徒歩で向かいました。
実際に泊まったホテルはこちらの記事で紹介しています。
ラーキンバスターミナルまで向かう場合はまたバスに乗ります。乗ってきたバス会社と同じバスに乗れば料金はかかりません。
移動時間:60分~120分程度(JBセントラルまで)
料金:3.5Sドル程度
他のバスでの行き方として。
国境近くのMRTクランジ駅やMRTウッドランズ駅からもバスでジョホールバルに行けるのでここまで電車で行ってバスに乗り換えても良いかもしれません。ここからのバス料金は1.5Sドル程度です。入出国手続きの手順については同じです。
ジョホールバルからシンガポールへの移動方法
ジョホールバルからシンガポールへの移動方法も基本的には同じです。違うのは同じようにタクシーやバスで移動しても料金が安いということです。
タクシー
タクシーであればラーキンターミナルからクイーンストリートバスターミナル行の国際タクシーがあるようです。料金は1台80リンギット程度です。4人で乗れば20リンギットですね。
国際タクシーにはJBセントラルからも乗れると思うのですが、詳細はよくわかりません。
バス
バスでの移動はラーキンターミナルやJBセントラルから乗れます。行き先はクイーンストリートバスターミナルだけでなく、MRTクランジ駅行きなどもあります。RMとSGDでは通貨価値が違うので同じ額でもマレーシアからの方が安いですよね。(画像はJBセントラル)
左がクイーンストリート行のチケット、右がMRTクランジ駅行きのチケットです。
来るときは3.5Sドルだったので日本円で約280円。帰るときは3.4リンギット、日本円で約100円なのでなぜか帰るときの方が全然安く済むんですよね。
元々は通貨価値に差が無かったのかもしれないですが今は3倍近い差があるので料金改定しても良いような気がしますが。。
まとめ
以上がシンガポールとジョホールバル間の移動方法でした。
個人的にはバスがおすすめではありますが、時間帯によってはバスの待ち時間が長かったり、出入国手続きに時間がかかったりするのでタクシーも状況によってはおすすめです。
乗り合いですと安くはなりますが知らない人と4人で移動することになるので少し不安ではあります。4人旅行とかであればむしろタクシーの方が楽で良いかもしれないですね。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、状況に合わせて移動方法を選択してもらえればなと思います。
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